MORITZ GROSSMANN ATUM (モリッツ・グロスマン アトゥム MG02.B-01-A000063 ) 新生モリッツ・グロスマン部品の内製率はテンプから針に至るまで、なんと9割に近い

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画像(宝石広場ヤフー店)より
機械式腕時計で名高い、スイス・ジュラ渓谷。
だが、ドイツにおいてもザクセン州グラスヒュッテは、ドイツ時計産業において名高い地域だ。

ドイツ新興マニュファクチュールブランド、モリッツ・グロスマンもそんなグラスヒュッテに拠点を構えている。
その始まりは、女性時計師のクリスティーネ・フッターがグロスマンの数々の遺産を発見したことがそのきっかけになった。
現在のモリッツ・グロスマンは2008年に創業したが、実は100年前のグラスヒュッテで工房を開いていた時計師「モリッツ・グロスマン」氏にちなんでいるのだ。
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モリッツ・グロスマン自慢の針が楽しめる。
このモリッツ・グロスマン アトゥムの特徴は、工芸的なシルバー無垢のダイヤルにブラウンバイオレットカラーの針を組み合わせた工芸的なデザインだろう。
インディックスまで届く鋭い針と、丸みを重視&強調したケースが19世紀を連想させる。
注目は針のブラウン系のカラーリングだ。
このカラーはなんとハンドメイドで針を炙って発色させる手法をとっている。
炙りの際中ブラウンバイオレットカラーになる一瞬を見逃さずに仕上げた、モリッツ・グロスマン自慢の針だ。

19世紀の技巧「グラス・ヒュッテスタイル」を、引き継いでいるのもモリッツ・グロスマン アトゥムの特徴である。


時刻合わせが特徴的で、まずリューズを引くと秒針が停止して、元の位置に戻ったリューズで時刻合わせを行う。
その後リューズ下のプッシュボタンを押すとリスタート。
この機構により、リューズを押し込んだ際に分針の位置が移動してしまうことを防止するのだ。

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モリッツ・グロスマン(1826~1885)
19世紀半ば以降にドイツのグラスヒュッテで活躍した時計師。
ドイツ時計業界創成期において時計制作の著書(ドイツ国外の時計学の文献を、読後に翻訳)や、人材育成に大いに貢献した人物だ。
グラスヒュッテ・ドイツ時計学校を創設するなど、ドイツ時計産業に大きく寄与した。
モリッツ・グロスマンの功績により、ドイツグラスヒュッテにおいて時計産業が発展していくことになる。
グロスマン氏制作の懐中時計などの数々のデザインを、新生モリッツ・グロスマンが引き継いでいる点にも注目だ。
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グロスマン・ウォーレンCEO クリスティーネ・フッター氏
女性時計師であり、グロスマン・ウォーレンCEO クリスティーネ・フッター氏も、グラスヒュッテに生産拠点を構える。
時計職人であり、時計業界においてグローバルマーケティングの経験のあるクリスティーネ・フッター氏。
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クリスティーネ・フッター氏が、グロスマンの数々の遺産を発見して2008年に創業したのが自社一貫生産のマニュファクチュールブランド、「モリッツ・グロスマン」である。
部品の内製率はテンプから針に至るまで、なんと9割に近い。しかも、針の発色に至るまで自社で拘りをもって生産。
内製率に関してドイツ時計ブランドにおいても、トップクラスと言える。

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5振動の手巻きキャリバー100.1を搭載
3分の2プレート、ゴールドシャトンの穴石など19世紀におけるグラス・ヒュッテスタイルを参考にしている。
グラスヒュッテ・ストライプ模様が美しい3分の2プレートには商標から固有番号さえもハンドメイドで刻印されている。
部品には錫を用いて滑らかに研磨される。
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全てのムーブメント部品のエッジは、回転盤もしくはハンドメイドで45度に面取りする程のこだわり様だ。
モリッツ・グロスマン アトゥム MG02.B-01-A000063 新品 メンズ 腕時計