パテックフィリップ ワールドタイム 5110J-001 1936年当時パテックフィリップが、世界に先駆けてワールドタイムをお披露目した

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パテックフィリップ ワールドタイム 5110J-001
画像(GINZA RASIN ヤフー店)より

航空産業の発達により、世界中を身近に移動できる時代になった。
そんな時、世界の時差を確認出来るワールドタイマーモデルの人気が高まっている。
やはりビジネスでの移動の際においても、実用的に時差を確認出来るからであろう。

しかしながら、1936年当時パテックフィリップが、世界に先駆けてワールドタイムをお披露目した時代においては、工芸的な趣向を凝らした垂涎の超高級モデルであった。

このワールドタイムの特徴は、世界の時差を表示する機能を有している。
ダイヤル外周に配置された「LONDON」「RIO」などの世界都市の現地時間を、内側の24時間リングが表示するシステムだ。
2000年代に入り、このワールドタイムの人気は実用的な事もあり高まる一方である。

しかし。なんとパテックフィリップは1936年に都市別に対応させた、時差表示システム「515HU」として既に完成させていたのである。
もっとも当時においては、美術品&工芸品扱いではあったが。
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1932年 パテックフィリップのメゾンの所有権を、スターン家が獲得。
そんな時にメゾンは、パテックフィリップ ワールドタイムを世に送り出す事ができたのだ。
新たにスターン家が経営者になったとは言っても、芸術性や品質を維持出来た。
その理由は、自由な気風を持つメゾンが独立していたからとも言える。
現在でも完全に独立性を維持する工房としては、パテック・フィリップが世界最古の存在だ。
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フィリップ・スターン名誉会長。
現在のパテックフィリップのメゾンを経営しているのも、スターン家である。
新工房の開設やパテックフィリップシールの制定など、現在でもスターン家がパテックフィリップを牽引する存在であるのだ。
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パテックフィリップ ワールドタイム1415HU
余談ではあるが、「ワールドタイム1415HU」は2002年アンティコルム社のオークションに出品。
グローバルタイムのプラチナ腕時計。

2002年4月、Antiquorumがジュネーブでオークションで販売。
2002年当時の腕時計世界最高価格660万スイスフラン(7億4000万円)を樹立。
このモデルは1946年製のワールドタイムで、プラチナ製のモデルは現時点でこの一本しか確認されていない。
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パテックフィリップは数多くのデザインを発明し、他ブランドに多大な影響を与えている。
例えば、ドレスウォッチRevf.96は日本でも「クンロク」の愛称で親しまれている。
スモールセコンド付き、2針タイプのドレスウォッチだ。

また、レクタンギュラーモデルのインディックスデザインも、現在数多くのブランドに採用されている。
今回の世界の主要都市名を記した回転ベゼル付きワールドタイムなど、世界に先駆けて逸早く採用。
現在ではモンブラン、ブライトニング、ルイ・ヴィトンエスカルなど、多種多様な実用的なワールドタイムモデルが出ているのだ。
つまりかつてワールドタイマーモデルは、芸術品&工芸品的立場であったが。
現在では、ビジネスにおける実用品として活躍しているのである。
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パテックフィリップ ワールドタイム 5110J-001 中古 メンズ 腕時計
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